インタビュー
「SHIBUYA TSUTAYA」はどうなっているのか 生まれ変わって4カ月、見えてきたこと:世界中のIPとコラボ(3/5 ページ)
2024年4月にリニューアルオープンした「SHIBUYA TSUTAYA」。アニメやキャラクター、ブランドなどのIPコンテンツの聖地として、世界中のIPを体験できる施設に生まれ変わった。再出発から4カ月が経過し、どんな変化が起きているのか。
様変わりしたフロア構成
地下2階〜地上1階は世界中のIPとのコラボレーションで構成されるフロアで、物販や展示、LEDビジョンの映像配信などを通じて、IPを体感できる期間限定のポップアップやイベントを展開する。取材時は、Samsung(サムスン)の最新のGalaxy AIが体験できるイベント「Galaxy Experience Space」が開催されていた(現在は開催終了)。
2〜4階は「インスパイアされるカフェ&ラウンジ」をコンセプトに、2階に「スターバックス」、3〜4階に時間制のカフェ・ラウンジ「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」を構える。
5〜8階は「ここでしか出会えない体験でつながるフロア」。5階はポケモンカードゲームを体験できる日本初の「POKEMON CARD LOUNGE(ポケモンカードラウンジ)」、6階はコミック・フィギュア・グッズなどを販売する「IP書店」、7階はIPコンテンツとコラボレーションして運営する「コラボレーションカフェ」となる。
8階は「STUDIO/屋上」で、各フロアで開催されるイベントなどを館内サイネージや屋外ビジョンに同時配信できるインフラを備えた多機能フロアとなる。
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