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目線の“低さ”がポイント? じわじわ広がる「みまもり自販機」の正体(1/4 ページ)

防犯カメラが付いた「みまもり自販機」が、じわじわと全国に広がっている。2018年から展開を進めるキリンビバレッジは、全国に約200台を設置。街灯に取り付けられた防犯カメラよりも優秀な側面もあるという。同自販機のメリットなどを、キリンの担当者に聞いた。

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 防犯カメラが付いた自動販売機が、じわじわと全国に広がっている。2018年にキリンビバレッジ(以下、キリン)が地域の防犯目的で東京の足立区に設置し、その後、アサヒ飲料やダイドードリンコなども同様の取り組みを開始している。


キリンは防犯カメラ付きの「みまもり自動販売機」を全国に約200台設置している(キリンビバレッジ提供、以下同)

 キリンが開発した防犯カメラ付き自販機は「みまもり自動販売機」の名称で展開しており、首都圏を中心に全国の公園や商店街などに約200台が設置されている。

 商品見本の部分に防犯カメラが取り付けられており、構造としてはシンプルだが、目線の高さにカメラがあることで街灯に設置された防犯カメラよりも犯罪抑止や犯人逮捕につながりやすい側面があるという。

 「みまもり自販機」のメリットや運用、今後の展望をキリンビバレッジ 広域法人・自動販売機営業部 部長代理 馬返健二氏と、同専任部長 安藤恵理氏に聞いた。

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