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家系ラーメンがおにぎりに? 『地球の歩き方』攻めに攻めた商品が、累計21万個を突破(3/5 ページ)

米の卸売業を営むミツハシが、旅行ガイドブック『地球の歩き方』と共同開発したおにぎりが好調だ。“ご当地グルメ”をテーマに4種類を販売し、計画比の4割増で売れているという。人気の秘密は……。

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「王道」から「攻めたモノ」まで展開

 商品開発にあたり、『地球の歩き方』の編集者が知り尽くした地域=ガイドブックを販売している地域のご当地グルメを扱うのが基本方針だ。国内版の発行はコロナ禍で始まった新事業で、今では累計発行部数が99万部(2024年10月時点)を超える大人気シリーズに成長している。

 そもそも、スーパーで販売されているおにぎりの具材は「鮭」や「明太子」などベーシックなものが中心で、コンビニのようなユニークなメニューはあまり見かけない。そうした背景を踏まえ、本コラボでは王道だけでなく、“攻めた”グルメも織り交ぜている。


「家系ラーメンの〆ご飯 味濃いめ」は、地球の歩き方編集部が提案して商品化

 例えば、第2弾として販売した「家系ラーメンの〆ご飯 味濃いめ」は、「横浜市」のガイドブック発売に合わせて地球の歩き方編集部が発案。横浜発祥の「家系ラーメン」は麺を食べた後の締めとして、ご飯にスープをかけて食べるのが定番だという。その際、ニンニクを入れるなどアレンジを楽しむ人が多く、同商品でもニンニクの量を増やして、濃厚な味わいを再現した。


「広島お好み焼きおにぎり」も“攻めた”ラインアップの一つだ

 第3弾の「広島お好み焼きおにぎり」は、広島出身の編集担当が本場の味を追求した一品。オタフクソース社が広島お好み焼き向けに開発した「オタフクお好みソース」を使用し、いか天入り天かすやそばを混ぜ込むなどして、広島お好み焼きの風味を再現した。

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