ニュース
セブンの「チョコっとグミ」インバウンド需要で“爆売れ” ほかにどんな商品が伸びている?(2/2 ページ)
セブン-イレブンのPB「チョコっとグミ シャインマスカット味」(149円)が、東アジア圏からのインバウンド需要により好調だという。コンビニでは、どんな商品が外国人観光客から人気を集めているのか。
パンケーキは「チキン」とセット買い
「パンケーキメープル&マーガリン」(138円)は、米国からの訪日客に人気の商品。揚げ物商品の「揚げ鶏」や「ななチキ」を挟んで、「パンケーキチキンサンド」にするアレンジがSNSで話題となったことから、購入が増えたという。これは、甘いワッフルにチキンを合わせた米国料理「チキン・アンド・ワッフル」を連想させる組み合わせだという。
日本のおでんに関心を持つ人も多い。「おでん 味しみ大根」(120円)は、韓国・シンガポールの人がよく買っているそうだ。「たまごサンド」(248円)については、アメリカ・イギリス・オーストラリア・韓国の人からの反響が大きいという。「ベリーベリーヨーグルトスムージー」(330円)はフルーツジュースを飲む習慣がある、中国・シンガポール・タイの人から人気とのこと。
セブン-イレブンは「今後も人気商品のラインアップを強化し、多様化するニーズに応える商品開発・サービス強化に取り組んでいく」とコメントしている。外国人観光客からのコンビニ人気は、今後も続きそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
インバウンド需要復活 空港や観光地のローソンでどんな商品が爆売れしているのか?
インバウンド需要が本格的に復活している。では、コンビニではどんな商品が売れているのか。ローソンが開示した情報から見えてきたものとは?
突然、普通の街が観光地に! インバウンドが押し寄せる「ニッチ観光地」から考える日本観光のあり方
インバウンド増加で、ニッチな場所が「観光地化」している。それによる観光公害が発生する中、私たちに必要な考え方とは。
セブン、4週間で完売した「チョコっとグミ」に新作 新たに取り組む「環境対応」とは?
セブン&アイ・ホールディングスは4月2日、自社PB「セブンプレミアム」で展開する袋菓子「チョコっとグミ」の沖縄産マンゴー味を発売する。
ニセコの冬「インバウンド客爆増」の裏で、深刻な人材不足――JTBらの「3つのDX実験」を振り返る
ニセコ(北海道虻田郡)エリアは世界でも有数のスキーリゾートであり、海外から多くのスキーヤーや富裕層が訪れるスポットだ。2022年10月の政府の水際対策の大幅緩和で、昨年末から今年の年明けにかけての冬シーズンは、国内外から観光客が殺到した。受け入れスタッフも外国人が多い同エリアでは、深刻な人材不足に見舞われた。JTBらがこれらの問題を解決すべく行った、3つの実証実験とは。




