男性にカラコンってあり? 「そもそもどんなモノなの?」から始まった開発の舞台裏(3/4 ページ)
男性向け化粧品ブランド「uno(ウーノ)」を展開するファイントゥデイは、男性向けのカラーコンタクトレンズ「アイスーツ」を発売した。カラコンは女性向けの商品が大半のなか、どのように支持を広げていくのか。
ビジネスでの“印象アップ”を狙う3タイプ
アイスーツの開発期間は約1年半に及んだ。市場に参考商品が少ないことから、「男性に特化したカラコンとは、そもそもどんなものなのか」を考えるところからスタートした。
「まずは、男性の瞳の色の変化による印象変化を調べました。女性向けのカラコンは、色変化に加えて黒目のサイズ感を大きくしたり、うるんだ印象をつくったりして魅力的に見せるものが多いのですが、目周りの化粧をしない状態で装着する男性には、そうした変化だとオーバーに見えてしまう。顔全体の印象が良くなるバランスのいい色やデザインを、試行錯誤しながら開発しました」(田中氏)
調べていくうちに、男性の瞳は女性に比べて暗く見えやすいことが判明。そこで、レンズに透明な部分を細かく配置して光を集めることで、明るく見えやすいようにした。開発段階では色やデザインを細かく調整し、大量のサンプルを作成。都度、男性社員が装着して評価するサイクルを繰り返し、結果的に3タイプに絞り込んだ。
穏やかで親しみやすい印象を目指した「ジェントル」は、カラコン初心者でも挑戦しやすいデザインだ。実際に男性社員が装着した姿を見たところ、やや目の色が明るくなり、やわらかい印象に。照明によっては、気付かないかもしれないぐらいの変化だった。
冷静沈着で知的な印象を演出する「スマート」は、瞳の縁に黒を、内側に紫色を使い、瞳をキリッと見せるようなデザイン。3タイプのうち、デザイン面が最も小さく、瞳がきゅっと締まって見えることが知的な印象につながるようだ。
装着後の印象変化が最も分かりやすかったのが、ポジティブで行動力のある印象を狙った「アクティブ」だ。ゴールドブラウンの色により瞳の色がパッと明るくなり、顔全体をアクティブな印象に見せている。
同商品は、1日使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズで1箱10枚入り。店頭価格は1980〜2200円ほどで、カラコンの市場相場とほぼ同じだという。働く男性に役立つ機能として、ブルーライトバリアやUVカットも備えた。
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