インタビュー
マレーシア&カンボジアの「TSUTAYA」人気のヒミツは? 売れ筋を聞いた(1/6 ページ)
CCCが、アジア太平洋で「蔦屋書店」などの出店を重ねている。台湾12店舗、中国12店舗、マレーシア3店舗、カンボジア1店舗を展開し、開業時には行列ができることもあるという。現地では何が売れているのか。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、アジア太平洋で「蔦屋書店」と「TSUTAYA BOOKSTORE」(ツタヤブックストア)の出店数を伸ばしている。同エリアへの進出は2012年の台湾出店から始まり、2025年5月時点で台湾12店舗、中国12店舗、マレーシア3店舗、カンボジア1店舗を展開する。
CCCのグローバル戦略の目的は、「出店」そのものではなく、両国の文化の架け橋(拠点)になること。その目的に沿い、日本の文具や雑貨、アニメやコミックといったIP(知的財産)などのアイテムをそろえるほか、食でも日本文化を取り入れている。
中国では閉店した店舗もあるが、海外展開は概ね好調で、特に近年進出したマレーシアやカンボジアでは、開業時に行列ができるなど想定以上の反響だという。
アジア太平洋地域における蔦屋書店及びツタヤブックストアの事業戦略と、これまでの反響を蔦屋投資(上海)有限公司 董事長(とうじちょう)の橋本龍之介氏、TSUTAYA BOOKS MALAYSIA SDN.BHD. CEOの上本英之氏に聞いた。
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