インタビュー
ペアーズは“運命”を届けられるのか 韓国で仕掛ける出会いの再定義(1/4 ページ)
マッチングアプリ「ペアーズ」を運営するエウレカが韓国に本格進出した。国内で高いシェアを誇るペアーズは、新機能「本音マッチ」や女性向け新プラン「安心便利パック」が好評で、オフラインイベントにも注力する。同社の新戦略を山本竜馬社長に聞いた。
2025年5月、マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するMatch Group傘下のエウレカ(東京都港区)は、アジアへの展開を開始すると発表した。第1弾は韓国で、すでに3月6日からサービスを提供している。
ペアーズは、国内のマッチングアプリ市場でとりわけ高いシェアを誇る。MMD研究所の調査(※)では、各種マッチングアプリのなかで利用率ナンバー1を獲得。2012年のサービス提供開始からの累計登録者数は2500万人を突破し、ユーザーの約半数を18〜29歳の若年層が占める。
(※)2023年9月22〜9月27日、スマートフォンを所有する20〜69歳の男女2万9350人のうち、マッチングサービス・アプリを利用したことがある3007人を対象に調査。
5月に実施された事業戦略説明会では、「海外への挑戦」に加え、「オフラインの価値」「マッチングの質」「安心・安全の追求」も重点テーマとして掲げた。オフラインイベントの実施や相性の良い相手と出会いやすい新機能、より安全に使える新プランの提供などに取り組んでいる。マッチングアプリ市場の王者・ペアーズの新戦略を山本竜馬社長に聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
女性にドン引きされる「パーカーおじさん会社員」が増えた、ちょっと意外な背景
「職場のパーカーおじさん」はセーフかアウトか――。そんな議論が話題になっているが、なぜパーカーを着ている会社員が増えたのだろうか。その理由は……。
「JALとANA」どこで違いが生まれたのか? コロナ禍を乗り越えた空の現在地
インバウンド需要が旺盛で、日本の観光業界が盛り上がりを見せています。では、航空会社の業績はどうなっているのでしょうか。JALとANAの決算をベースに分析したところ……。
「年収700万円」の人が住んでいるところ データを分析して分かってきた
「年収700万円」ファミリーは、どんなところに住んでいるのでしょうか。データを分析してみました。
サザエさんの家の価値は? 昭和と令和の“間取り”が示す時代の変化
昭和と令和の「間取り」に、どのような違いがあるのか。「サザエさんの家」と「3階建ての家」を比べてみると……。


