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合弁で失うもの、得るものとは? 三井住友と組んだマネーフォワード、新社長が語る“第二章”の戦略(5/5 ページ)

三井住友カードとの合弁会社「マネーフォワードホーム」が本格始動。祖業である家計簿アプリは今後どう進化するのか。新社長・金坂直哉氏が中立性の担保やOliveとの連携戦略を語った。

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ユーザーの声をどう生かすか

 ――細かな点ですが、ユーザーからは「年初来のグラフがない」「現金に仮想通貨が混ざっている」といった要望も聞きます。

 正確な時期は申し上げられないのですが、仮想通貨を現金から除外する仕様変更については、すでに開発チームに指示済みで、なるべく早期に対応する予定です。ユーザーの使い方や要望を将来の開発に反映させる体制も強化していきたいと考えています。

 ――最後に、5年後、10年後のマネーフォワードMEの理想像をお聞かせください。ユーザーにとってどのような存在になっていたいとお考えですか。

 ユーザーの皆さんの暮らしに溶け込む、なくてはならないサービスを目指しています。法人向けのマネーフォワードクラウドではユーザー事例を発信することで価値を伝えていますが、個人向けでも同様に取り組みたい。

 実際にマネーフォワードMEを使って自分らしいお金の管理や資産形成を実現されている方の事例を積極的に発信し、より多くの人に認知していただけるよう努めていきます。そうすることで、お金に関する不安を解消し、一人一人が自分らしい人生を歩むためのパートナーになりたいと考えています。

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