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なぜ、ユニクロは“やめた事業”を復活させたのか ユニフォーム会員が1万件を超えた理由(1/4 ページ)

ユニクロが一度やめた法人・団体向けユニフォーム事業「UNIQLO UNIFORM」が再び注目を集めている。働く服の会員は1万件を突破したが、その理由は……。

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 ユニクロが法人・団体向けに展開するユニフォーム事業が好調だ。2020年から「UNIQLO UNIFORM」として本格展開し、2年で会員数が1万件を突破。2026年8月期には2万件に到達する見込みだ。背景にどのような要因があるのか。

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ユニクロが法人・団体向けのユニフォーム事業を拡大(出所:ゲッティイメージズ)

 UNIQLO UNIFORMは、ユニクロの店舗やオンラインストアで販売されている商品を法人・団体向けのユニフォームとして提供するサービスだ。

 コラボ商品など一部対象外もあるが、「エアリズム」「ヒートテック」「感動ジャケット」といった主力商品を含む、大半の商品が対象となる。「ユニクロが扱うほぼ全ての商品から購入できる点がUNIQLO UNIFORMの特徴であり、強み」とユニフォーム事業の担当者は説明する。

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メディア向け発表会の様子(画像はユニクロ提供、以下同)

 サイズもXS〜4XLまで対応しているため、体格差のある従業員全員に合うサイズを提供できる。

 購入方法は専用のオンラインサイトを中心に展開しており、通常の商品をそのまま購入することも、企業ロゴや団体名を入れたカスタマイズも可能だ。加工方法はシルクプリント、刺繍(ししゅう)、転写プリントの3種類から選択でき、10万円以上の注文で加工に対応する。5万円以上の購入には、10%の割引が適用される。

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主力商品を含むほぼすべての商品が対象となる

 納期は加工なしなら最短3日、加工ありでも最短3週間。問い合わせや要望があれば、営業担当者が随時対応する体制を整えている。

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