カフェの座席を「15分間」予約できるサービス誕生 カフェ難民と店舗を救う:imakoの新サービス
カフェの混雑情報マップを運営するimakoは11月19日、店の席を15分間確保できる新サービスを発表した。どのような仕組みで運用されるのか?
カフェ混雑情報マップ「imako(いまこ)」を運営する、imako(東京都渋谷区)は11月19日、店の席を15分間確保できる新サービス「直前席キープ」を発表した。ユーザーの「今から確実に店の席を確保したい」というニーズと、店舗の「空席時間を有効活用したい」という要望をマッチングさせる。
ユーザーはアプリから店を選択し、席のリクエストを送信する。店が2分以内に承認すれば予約が成立し、席が15分間確保される。2分以内に承認が下りなかった場合、空席だとしてもリクエストは却下され、「席の確保が難しい状況です」というフィードバックがユーザーに届く。
2分という時間は、事前にユーザーアンケートで「リクエスト後に待てる時間」を調査した結果を踏まえて設定。店側がリクエストを見逃さないために、オーダー端末やレジ端末など、店舗スタッフの目につく場所に複数回通知が届く機能も搭載した。
imakoは「店舗側にとっても、混雑時でも対応可能な現実的な時間として設定していますが、今回のリリースを経て変える可能性はあります」とコメントしている。
店舗は予約が成立したタイミングで来店客1人当たり100円の紹介料をimakoに支払う。ただし、店舗の客単価が比較的低い場合(現状はメニューのコーヒーが500円以下か以上かで判断)は50円になることもあるという。紹介料は、実際のオーダー内容によって変動するのではなく、店舗の価格帯による事前設定とした。
いまこはカフェの混雑情報の発信を通して、ユーザーが抱える「どのカフェも混んでいて入れない」という課題解決を目指してきた。一方、店側も問題を抱えていた。人気店であっても、日や時間帯によって客足が変動し売り上げが安定しなかったり、空席がある時間帯に「今なら空いています」と効果的に伝える手段がなかったりしたのだ。
同社は「ユーザーには確実に入れる安心感を、店舗には新たな集客機会を提供することで、お互いにとってWin-Winな関係を築けると確信している」とコメントしている。
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