「お母さんいつもありがとう」に思わず涙 なぜ、ローソンは京都の山奥でキャンプを開催したのか(3/5 ページ)
ローソンは11月2日、京都府南丹市の森林公園で、ひとり親家庭の親子を招いた初のファミリーキャンプを開催した。ローソンがキャンプを主催する狙いとは?
ファミリーキャンプ当日の様子は?
当日、参加者は京都駅に集合し、バスで現地へ移動した。ローソン社員らが到着した親子を出迎え、保護者は「車を持っていないから、バスで移動できてありがたいですね」と笑顔を見せた。
開会式では、同公園において開園以来クマの出没情報が無いことを社員が説明した。全国的にクマの出没が報じられていることを受けた対応だ。安全確保のためにクマ撃退スプレーも準備したという。
続いて行われた「ローソンクイズ」では「ローソンの看板のマークはミルク缶である。〇か✕か?」「からあげクンはこれまでに100種類以上発売されている。〇か✕か?」といった同社にまつわるクイズを出題。全問正解の子どもたちにはローソングッズが贈られた。
バーベキューでは鯛のアクアパッツァや串焼き、ソーセージ、リゾットなどを用意。各テーブルには社員が1人ずつ付き、調理をサポートするだけでなく、子どもたちと遊んだり会話したりと積極的に関わる姿が目立った。
保護者からは「子どもはキャンプをしたいと言うけれど、準備や後片付けを考えるとなかなか手が出ないからありがたいです」「準備から片付けまでしてくれたから、ゆとりを持って『一緒に焼いてみる?』とか言って、子どもとの時間を過ごせた」といった声が上がった。
子供たちも「バーベキューを本格的にやる機会はあまりないから、めちゃくちゃうれしいです」「リゾットのきのこもおいしい!」と笑顔を見せた。
「お母さんいつもありがとう」 子ども達からサプライズプレゼントも
午後の森林保護活動「森を守ろう」では、公園内の山林で剪定作業を体験。樹木・環境ネットワーク協会のメンバーが指導し、子ども達は生い茂った枝を切ったり、拾った枝を保護者に見せたり、昆虫を探したりと自然の中での時間を楽しんだ。
ファミリーキャンプ最後のプログラムは、木製コースター作りだ。子ども達だけが木工研修館に集まり、保護者へのサプライズプレゼントとして製作に取り組んだ。薄い円形に切られた木材をやすりで丁寧に整え、表面には「お母さんいつもありがとう」といった感謝のメッセージやイラストを描く。その間、保護者には別室で懇談の時間が設けられた。
閉会式では、子ども達が少し照れた様子で保護者にコースターを手渡し、感謝の思いを伝えた。受け取った保護者は子どもを抱き寄せ、目を潤ませながら「ありがとう、大切にするね」と声をかける姿も見られた。その後、ローソングッズのお土産が配られ、日帰りキャンプは締めくくられた。
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