頼りにならない上司の特徴 「責任逃れ」「話に一貫性がない」を超えた1位は？

職場に頼りになる上司が「いる」とした人は66.6％と3人に1人に上った──。そのような結果がビズヒッツ（三重県鈴鹿市）による調査で明らかになった。では頼りになる上司の特徴とは？

[サトウナナミ，ITmedia]

　職場に頼りになる上司が「いる」とした人は66.6％と3人に1人に上った。頼りになる上司、反対に頼りにならない上司──それぞれにはどのような特徴があるのか。ビズヒッツ（三重県鈴鹿市）が調査した。

頼りになる上司とならない上司の特徴ランキング（写真はイメージ、ゲッティイメージズ）

頼りにならない上司の特徴　「話に一貫性がない」を超えた1位は？

　頼りになる上司の特徴1位は「話を聞いてくれる」となり、32.6％に上った。2位は「指示が分かりやすい」（27.0％）、3位は「必要なときに助けてくれる」（24.6％）と続いた。人間性や接しやすさといった「人となり」に関する要素が上位にランクインする傾向が見られた。

　その他、「仕事の能力が高い」「部下に任せてくれる」といった、上司としてのマネジメント能力や指導力もランクインした。

頼りになる上司の特徴ランキング（ビズヒッツ調べ）

　「話を聞いてくれる」とした人からは「ちゃんと部下の相談を聞いてくれて、部下の意見を聞いてから指示をくれる」（30代女性）といったコメントが寄せられた。また、「話しかけたいときにいつでも話しかけられる」「気兼ねせずに相談できる」といった雰囲気作りに関する意見も挙げられた。

　一方で頼りにならない上司の特徴1位は「感情的に振る舞う」（19.8％）となった。以降は「言うことがすぐ変わる」（15.0％）、「責任逃れをする」（14.8％）が続いた。「頼りになる上司」で上位に挙がったポイントと正反対の項目が多くランクインする結果となった。

頼りにならない上司の特徴ランキング（ビズヒッツ調べ）

　調査は8月16〜17日にインターネットで実施。働く男女500人（女性332人／男性168人）から回答を得た。