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サントリーウイスキーの味はどこで決まる? 極秘「ブレンダー室」に潜入した(2/5 ページ)

世界的に評価されるサントリーのウイスキー。その味はどこで決まるのか。通常は立ち入れない「ブレンダー室」を取材し、原酒不足という課題の中で、20年先の品質を見据えながら味を守り続けるブレンダーの仕事と現場に迫った。

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25年の低迷期と原酒不足

 ウイスキー市場は、1960〜70年代にかけて成長したが、その後はダウントレンドが続いた。2000年代からハイボール人気で回復傾向にある上、ジャパニーズウイスキーブームも相まって「原酒不足」が課題となっている。

 蒸溜した原酒が製品になるまでに、5〜20年を要するのがウイスキーづくりの大きな特徴だ。過去に仕込んだ原酒が現在の製品となり、今仕込む原酒が未来の製品となる。市場が低迷していた時期は原酒の製造量が少なく、現在のウイスキーブームに対応できる原酒が不足している。

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木製の発酵槽
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発酵が進んでいる様子

 サントリーは「10年前から蒸溜所の増強を行い、製造したウイスキーを熟成する環境も考えて、少しでも届けられるよう努力している」としながらも、原酒不足は解消していない。

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蒸溜釜

 20年後を見据えた製造計画が不可欠であることから、蒸溜所では10年、20年規模のカレンダーを用意し、将来つくりたいウイスキーから逆算して必要な原酒を設計しているのだ。

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