コラム
「アシックスとミズノ」どこで差がついた? 箱根駅伝の裏側で繰り広げられる“足元の戦い”(1/6 ページ)
箱根駅伝の舞台裏では、選手の足元でもスポーツメーカー同士の競争が繰り広げられています。アシックスとミズノ、それぞれの戦略やブランドの違いが業績や成長にどう影響しているのかを、足元の視点から解説します。
草刈貴弘氏のコラムについて:
企業を取り巻く環境は、グローバル化やデジタル化、消費者の価値観の変化など、さまざまな要因によって日々変化している。業績の数字だけでなく、その背後にある経営の工夫や市場構造の変化に目を向けることが重要だ。本コラムでは、注目企業の動向を多角的にとらえながら、現代ビジネスの本質や今後のヒントを分かりやすく伝えていく。
年初の箱根駅伝では、選手たちが箱根路を駆け抜ける姿が印象的でしたね。ただ、激しい戦いが繰り広げられていたのは、駅伝そのものだけではありません。選手の足元、シューズの世界でも、スポーツメーカー同士の競争が激化しています。
ナイキやアディダスなどの欧米メーカーはもちろん、アジアの新興メーカーまで参入し、群雄割拠の様相を呈しているスポーツシューズ市場。日本を代表するスポーツメーカーであるアシックスとミズノも、それぞれの戦略を掲げ、この市場でしのぎを削っています。サッカースパイクも有名で、私自身も子どものころ、アシックスの「インジェクター」と、ミズノの「モレリアII」に強いあこがれを抱いたものです。
こうしたさまざまなスポーツ用品を扱うアシックスとミズノですが、両社の業績には大きな差が生まれています。何がこの違いを生んだのか。本記事では、アシックスとミズノの業績と戦略の違いを振り返るとともに、今後の展望を考察していきます。
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