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「NISAの次」は外貨なのか クレカ積立が預金に広がる意味「ポイント経済圏」定点観測(2/4 ページ)

三井住友FGが国内初の「外貨クレカ積立」を開始した。投信で定着した仕組みが外貨預金にも広がる背景には、円安・物価高による通貨分散ニーズがある。金融機関の狙いと、外貨預金の位置付けを整理する。

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なぜ今「外貨」なのか

 SMBCグループが外貨預金の間口を広げる背景には、円安・物価高の長期化がある。2022年頃から進んだ円安は消費者物価の上昇と連動しており、「円だけを持ち続けるリスク」が意識されるようになった。

 同グループは、外貨を「通貨分散を通じた資産価値の安定化」に資する商品と位置付けている。同行の松井龍介ウェルスマネジメント統括本部副本部長は「外貨を個人的に使われている方はまだ5%弱。ここにかなり伸び代がある」と話す。証券口座の保有率が30〜40%まで伸びたのに対し、外貨はまだ未開拓の領域だという。


外貨クレカ積立と外貨自動積立サービスとの違い

 外貨預金の特徴について、松井氏は「投資信託より商品がシンプルで分かりやすい」点を挙げる。投信は無数の商品から選ぶ必要があるが、外貨は通貨を選ぶだけで済む。為替相場はテレビやネットで日常的に目にするため、情報収集もしやすい。SMBCグループの外貨預金残高は約2.5兆円でトップシェアを維持しており、この分野をさらに伸ばしたい考えだ。

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