タイパ・コスパの次は「スペパ」? 全自動コーヒーメーカーが、1400万円超えのヒットとなったワケ:テストマーケティングから見るプロダクトの近未来(1/3 ページ)
豆をひかずに手軽に作れ、置き場所にも困らない全自動コーヒーメーカーが支持を集めている。1400万円を超えるヒットとなった製品の裏にある、考え方とは?
テストマーケティングから見るプロダクトの近未来
企業の新商品・サービスの挑戦を支援するプラットフォーム、Makuake。ここでは日夜、新たなコンセプトを持った商品が企画され、ユーザーの厳しい目にさらされている。多くの支持を集めた商品にはどのような特徴があるのか。本連載では既に終了したプロジェクトを振り返り、成功の要因からプロダクト開発の近未来を探る。
「仕事にコーヒーは欠かせない」と感じている方は多いのではないでしょうか。コンビニコーヒーの普及や、厳選した豆から丁寧にいれるサードウエーブコーヒーの台頭により、コーヒーはより身近で多様な楽しみ方ができる存在になりました。
また、コロナ禍を経て、家庭用コーヒー市場が飛躍的に拡大し、本格的なコーヒーメーカーの登場により、かつてはお店でしか飲めなかった味が自宅で手軽に楽しめるようになっています。
しかし、自分で豆をひいてハンドドリップすることや、本格的なコーヒーマシンを置くことに対して、「手間がかかる」「置き場所がない」といった理由から、ハードルの高さを感じている人も少なくありません。また、忙しい現代人にとっては、仕事が始まるまでの1分1秒が惜しく、コーヒーを作る時間を十分に取れないという現実もあります。
こうした時間や場所に関する悩みに着目した商品で、Makuakeで1400万円を超える支持を集めているのが、エスケイジャパンのポータブル全自動コーヒーメーカー「Revonia(レボニア)」です。
著者プロフィール:高野翔一
株式会社マクアケ PR部コーポレート広報
1984年生まれ。大手食品メーカーの営業やPR会社などを経験。PR会社では大手テーマパークをはじめ、さまざまな領域のPRを担当。2022年に株式会社マクアケへ入社。入社後は、コーポレート・サービス広報として携わりつつ、モノづくりを始めとした事業者の挑戦を後押しする広報を主に担当。
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