2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

新規事業はなぜ失敗するのか 経験者111人が明かす「意外な原因」Engineerforceの調査(2/2 ページ)

新規事業はなぜ失敗するのか。ソフトウェア開発などを手掛けるEngineerforce(東京都渋谷区)は、新規事業での失敗を経験したことがある担当者を対象に調査を実施した。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

なぜ新規事業は失敗するのか

 失敗の原因としては「社内の関係部門との調整がうまくいかなかった」(36.9%)が最も多かった。そのほか「競合分析が甘く差別化できなかった」「予算や工数の見積もりが甘かった」(いずれも35.1%)といった声が寄せられた。

photo
プロジェクトが失敗した主な原因

 新規事業の失敗が判明する前の違和感や兆候として、「予算が想定以上に消化されていた」「外部パートナーとのコミュニケーション不全」(いずれも40.5%)、「仕様変更や手戻りの頻発」(39.6%)が上位を占めた。

photo
失敗が判明する前に感じた違和感や兆候

 失敗後は「予算や人員の削減」(40.5%)、「原因分析と再発防止策の策定」(39.6%)、「プロジェクトの打ち切り」(37.8%)といった厳しい対応が取られるケースが目立った。

photo
失敗後の社内の対応

 失敗経験を踏まえ、担当者が学んだ教訓として最も多かったのは「現実的な予算・スケジュール設計」(45.9%)で、「社内調整の早期着手」(41.4%)、「経営層との密な共有」(37.8%)が続いた。

photo
失敗経験から学んだ教訓

 Engineerforceは「失敗の原因は市場ニーズの見誤りや競合分析不足と捉えられがちだが、実際には社内の関係部門との調整不足や、予算・工数の見積もりの甘さといった内部要因が大きく影響している」と分析した。

 調査は2025年11月5〜6日、過去3年以内に新規事業プロジェクトで失敗を経験した担当者111人を対象に、インターネットで実施した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る