調査リポート
人手不足だからAIを使いたい、でも導入できる人がいない 中小企業“一人情シス”の葛藤:ネオス、ひとり情シス協会が調査(2/2 ページ)
中小企業がAI活用を加速するにはどうしたらいいのか。ネオスとひとり情シス協会が共同で調査を実施した。
中小企業の“AI投資”の実態
AI導入の予算については、71%が「300万円以下」の投資で導入をスタートしていた。そのうち42%は「100万円未満」で導入を開始していた。大規模なシステム開発ではなく、安価なSaaSやパッケージ製品を活用し、特定業務から小さく始める「スモールスタート型」が中小企業における主流のアプローチになっていることがうかがえる。
AI導入後の効果について、社内で「ITリテラシー教育」を積極的に実施している企業では、86%が「期待以上・期待通りの効果」を実感していることが分かった。一方、教育を実施していない企業では、導入効果を実感している割合は29%にとどまった。
また、既にグループウェアなどのITツールを活用している企業ほど、導入効果を実感する割合が高い傾向も見られた。既存のデジタル基盤と社員のITリテラシーが、AI活用の成果を左右する重要な要素であることが示された。
ネオスは「人手不足に悩む中小企業にとって、教育に十分な時間やリソースを割くことは容易ではない。教育不要で誰でも直感的に使えるUI/UXを備えた製品を選ぶことが、活用と定着の近道になる」とコメントしている。
調査は2025年9月22日〜12月12日に実施。従業員数500人以下の企業において、ITの意思決定に関与する463人から回答を得た。
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