コラム
Clubhouseの二の舞か? 通話アプリ「POPOPO」の今後を不安視する声が絶えない理由(3/5 ページ)
3月18日に発表された、通話アプリ「POPOPO」だが、SNSの反応を見ていると少々盛り上がりに欠けるような印象を受ける。過去に話題になったサービスと比較しながら、POPOPOの今後を考えてみたい。
「双方向のSNS」は実現可能なのか?
Clubhouseでは、もう一つ大きな課題として「結局のところ話す相手がいない」ことがあった。1対1の音声コミュニケーションを取りたいのであれば、わざわざ新たなアプリを入れなくても、LINEで事足りる。
加えて、公開の場で会話するのは、なかなか難しい。筆者のように表現をなりわいにしている人ならまだしも、見知らぬ第三者に向けて、あれこれとモノを申すことに気乗りしない人も多いだろう。
また、わざわざ聴きたくなるような内容を話せるユーザーは少ない。そのため、次第に著名人がスピーカーとなり、一般ユーザーがリスナーに徹するような構図が固まってくる。となると、本来は「双方向の音声SNS」だったはずが、実情は「一方的な音声配信」になってしまいかねないのだ。
POPOPOもまた、こうしたリスクを抱えている。本来は「メタバースでの相互通話」といった機能面が特色なのだが、今後の流れによっては、サブ機能であるところの「著名人が話していること」が最大の価値になってしまう。
その行き着く先は「いかに魅力的な著名人を囲えるか」となり、ギャラの資金力勝負に発展しかねないので、極めて注意が必要だろう。
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