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松屋、TikTok Shopで「月商8500万円」 ショート動画から”直接購入”、従来のECモールとの違いは?(2/4 ページ)

松屋フーズがTikTok Shopで月商8500万円を達成した。動画やライブ配信から購買につながる新たな売り方の仕組みと成功要因を探る。

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これまでのECと、どう違うのか

 TikTok Shopでは、Amazonや楽天市場のようなECモールと同様に、商品を閲覧・検索・購入できる「ショップ」タブや、アカウントのプロフィールから商品ページにアクセスできる「ショーケース」機能が導入された。

 この他、商品を紹介するショート動画やライブ配信の画面上に表示される「カートボタン」から購入できる。松屋フーズでは売り上げの約7割が、動画や配信からの流入だ。


ショート動画やライブ配信から直接購入できる(出所:Gastroduce Japan公式Webサイト)

 従来のECは、ユーザーが欲しい商品をあらかじめ決めて、検索・比較したうえで購入するのが一般的だった。一方、TikTokではユーザーが自身の興味に応じた動画やライブ配信を視聴する中で、これまで意識していなかったニーズや興味が喚起され、購買につながる点が特徴だ。

 Gastroduce Japanの若松友貴社長は「TikTok Shopは、SNSに商品カートが付いたようなイメージだ。楽天やYahoo!など、他のプラットフォームの売り上げにも好影響を与える」と説明する。

 例えば、菓子製造・販売を手掛ける乳糖製菓(東京都墨田区)の「下町バームクーヘン」は、出店2カ月目で約3000万円を売り上げた。TikTok内で話題となったことで、楽天では前年比178.1%、Yahoo!ショッピングでは同330.5%に売り上げが伸長した。

 TikTok Shopでは7%の販売手数料以外に、固定費や初期費用がかからない。クリエイターに動画制作・投稿を依頼するための広告費などは必要だが、他のECモールと比べて低コストで出店できる。

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