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なぜ調理家電の「試食」ができる店が増えているのか ビックカメラや象印が仕掛ける背景(2/5 ページ)
炊飯器やトースターなどの家電を使って、実際に試食できる売り場が増えている。ビックカメラは3月にオープンした新店舗で最新の調理家電を体験できるキッチンカウンターゾーン「試食堂」を導入した。
「試食」で購入を後押し
ビックカメラ池袋西口IT tower店では、店内にキッチンスペース「試食堂」を設けた。カウンターの内側にはエプロン姿の従業員がおり、水道や調理器具を備えたスペースで実際に調理を行う。調理方法や食べ方の提案もしながら、製品の使い勝手や味の違いを体感してもらう狙いだ。
同店舗の小野雅彦店長は「実際に試したいという声が多くあった。ビックカメラでは以前から体験・体感を重視してきたが、実際に試食できる店舗は初めて。実際に食べていただいて、納得して買っていただきたい」と説明する。食品を扱うため、保健所に届け出た上で常設コーナーとして運営している。
日替わりや時間帯ごとに、さまざまな調理家電を実際に試せる。試飲・試食は無料で利用できる一方、ソフトクリーム(150円)やワインサーバー(500円)といった有料サービスも用意した。
メーカーと連携したイベントも開催している。たこ焼き器を使った試食イベントでは、家族連れを中心に多くの来店客が集まった。利用客は若年層から地域の高齢者まで幅広く、特に週末はにぎわっているという。
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