日本発のスマートグラスが1億円超えのヒット スペック以上にこだわったポイントは?:テストマーケティングから見るプロダクトの近未来(1/3 ページ)
福井県の鯖江発のスマートグラスが人気だ。海外メーカーなど、競合がひしめく中で、なぜここまでの支持を得られたのか?
テストマーケティングから見るプロダクトの近未来
企業の新商品・サービスの挑戦を支援するプラットフォーム、Makuake。ここでは日夜、新たなコンセプトを持った商品が企画され、ユーザーの厳しい目にさらされている。多くの支持を集めた商品にはどのような特徴があるのか。本連載では既に終了したプロジェクトを振り返り、成功の要因からプロダクト開発の近未来を探る。
人工知能を搭載した眼鏡型端末「スマートグラス」。これまで何度も未来のデジタル端末として注目されてきたものの、その多くは重かったり、着用者が機能を使いこなせなかったり、眼鏡としてのデザインが日常生活になじまなかったりと、日本市場にはなかなか定着していませんでした。
しかし、近年の生成AIの爆発的な普及と進化で潮目は変わりつつあります。直近でも、Meta(メタ)が手掛けるスマートグラスが日本に上陸するなど、関心はかつてないほど高まっています。
応援購入サイト「Makuake」でも海外製のスマートグラスが数千万円から億を超える規模で応援購入される中、日本発のスマートグラスが快進撃を見せています。それが、眼鏡の聖地である福井県鯖江市に開発拠点を置く「jig.jp(ジグジェイピー)」が開発したスマートグラス「SABERA」(以下、サベラ)です。
サベラの応援購入総額は、既に1億円を突破しています。海外の巨大IT企業や新興メーカーがひしめくこの領域で、なぜ日本の鯖江から生まれたスマートグラスが日本人の心をつかんでいるのでしょうか。
著者プロフィール:高野翔一
株式会社マクアケ PR部コーポレート広報
1984年生まれ。大手食品メーカーの営業やPR会社などを経験。PR会社では大手テーマパークをはじめ、さまざまな領域のPRを担当。2022年に株式会社マクアケへ入社。入社後は、コーポレート・サービス広報として携わりつつ、モノづくりを始めとした事業者の挑戦を後押しする広報を主に担当。
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