「本が読めない」時代に広がる“聴く読書” 350万人が利用する背景:サブスクの勝算と限界(1/5 ページ)
忙しさや生活環境の変化で本を「読めない」人が増える中、音声で楽しむ“聴く読書”が広がっている。オーディオブック利用者は350万人に達し、その背景や制作現場、利用実態の変化を追った。
サブスクの勝算と限界:
売り切って終わりではなく、毎月収益が積み上がるサブスクモデル。安定収益、顧客データ、囲い込み――企業にとって魅力は多い。一方で、継続率が下がれば一気に苦しくなる側面もある。急拡大したサブスク市場の勝算と限界を読み解く。
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→「平日昼のガラガラ時間」がむしろ“収益源”に サウナ業界で始まった空き時間ビジネス
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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。三宅香帆さんによる著書(集英社新書)は「新書大賞2025」を受賞するなど、大きな話題となった。
こうした本がベストセラーになる背景に何があるのか。現代のビジネスパーソンはとにかく忙しい。それでも本を読みたいという気持ちはある――。
そんなニーズを反映してか、書籍を「音」で楽しめる「オーディオブック」(聴く本)のサブスク利用者が増えているという。
先行してサービスが広がった米国では、2024年の市場規模が前年比22.5%増の24億ドル(約3838億円)を記録し、電子書籍の21億ドルを上回った(米国出版社協会調べ)。
オーディオブックの利用者が増えているのはなぜか。どのように制作されているのか。配信大手の「audiobook.jp」を運営するオトバンク(東京都文京区)の久保田裕也社長に話を聞いた。
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