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家電売り場はなぜ“中国化”したのか 静かに進んだ日本メーカーの撤退劇世界を読み解くニュース・サロン(1/4 ページ)

家電量販店では、中国製品が存在感を強めている。日本企業による家電事業の売却が進んだことなどが背景にある。一方、これは日本のものづくりの敗北を意味するわけではないだろう。

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世界を読み解くニュース・サロン:

本連載は、国際情勢やビジネス動向を深掘り、グローバルな課題とそれが企業に与える影響を分析する。米中関係やテクノロジー業界の変動、地政学的リスクに焦点を当て、複雑な要素を多角的に捉えながら、現代社会の重要な問題を分析。読者にとって成功への洞察を提供していく。

 家電量販店に行くと、かつて「日の丸家電」が席巻していた風景が大きく変わっていることに気付く。

 テレビ売り場には、中国のHisense、TCL、Xiaomi(シャオミ)などの製品が並び、冷蔵庫や洗濯機の売り場でも同国大手のHaier(ハイアール)とグループ企業のAQUA、美的集団の傘下となった東芝ブランドが存在感を増している。


家電量販店では、売り場の風景が大きく変わった(画像提供:ゲッティイメージズ)

 この傾向は、純粋に「中国製品が安い」からではない。日本の家電産業そのものが、製造から流通、開発のすべてで、中国メーカーに組み替わった結果だ。

 10年ほど前から中国製品が散見されるようになったと記憶しているが、いつの間にこのような状況になったのだろうか。

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