インタビュー
ワークマン「着る冷凍庫」、なぜ売れる? “災害級酷暑”を想定した冷却機能を体験してみた(3/4 ページ)
ワークマンの冷房服が人気だ。45度の災害級の酷暑も想定しているが、どのように開発され、誰からの支持を得ているのか。
個人と法人、双方から支持
価格の手頃さもあり、ワークマンの冷房服の売れ行きは好調だ。累計販売数は約18万点。2025年には10万点を売り上げたものの、6月時点で欠品が発生するほどの人気となった。今年は欠品を回避するため、前年の2.5倍となる25万点を生産しており、6月17日時点ですでに2万5000点を販売している。
購入者の大半は個人客だ。人気に火がついたきっかけは、バイクのライダーから支持され、SNSなどで話題になったことだった。実際、今年3月に開催された「東京モーターサイクルショー」のワークマンブースでは、3日間で冷房服が1億1000万円分売れており、その注目度の高さがうかがえる。
一方、建設業や製造業をはじめとする法人での導入も増えている。背景にあるのが、2025年6月に施行された職場での熱中症対策義務化だ。また、今年4月には気象庁が最高気温40度以上の日を「酷暑日」と呼ぶことを決定した。こうした動きも踏まえ、ワークマンは災害級とされる45度を想定した商品開発を進めている。
夏場の気温上昇や対策義務化を受け、ワークマンは作業者向けの対策需要が今年ピークを迎えると見ている。
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