アルファードでもノアでもない 三菱「デリカD:5」はなぜ19年目に過去最高を更新したのか:高根英幸 「クルマのミライ」(1/6 ページ)
三菱のミニバン、デリカD:5が過去最高の販売台数を記録し、高い人気を誇っている。なぜ長年にわたって人気なのか。デリカシリーズの歴史に目を向けると、その熟成ぶりが評価されているようだ。
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高根英幸 「クルマのミライ」:
自動車業界は電動化やカーボンニュートラル、新技術の進化、消費者ニーズの変化など、さまざまな課題に直面している。変化が激しい環境の中で、求められる戦略は何か。未来を切り開くには、どうすればいいのか。本連載では、自動車業界の未来を多角的に分析・解説していく。
トヨタのアルファード/ヴェルファイア、そしてノア/ヴォクシーは、日本のミニバン市場で圧倒的な強さを誇る2大ブランドであることは間違いない。
しかしミニバン界には、そんな2強とは別次元の領域で高い人気を維持している車種もある。それは、三菱のデリカD:5だ。なんとデビューから19年が経過したにもかかわらず、高い人気を維持するばかりか、過去最高の販売台数を記録しているのだ。
ブランド通称名別販売台数で、2025年度は2万6379台を販売し、デビュー直後の2007年度を上回って過去最高を更新した。これは新車販売としては異例のことだ。
なぜデリカD:5の販売台数は、今になって伸びているのか。それは、走破性や独自の本格4WDミニバンというポジションが支持され続けていることや、長年の改良による熟成度の高さが評価されていることが大きい。
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