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「アルファードバブル」は終わるのか 残クレ時代の“新たな主役”を探る:高根英幸 「クルマのミライ」(1/5 ページ)
トヨタのアルファードの中古車価格が下落傾向にある。残価設定クレジットによる購入者が増え、市場に在庫が増えたからだ。現在、高級SUVの人気再燃の兆しもあり、残価設定クレジットを利用する層の需要も移り変わるかもしれない。
高根英幸 「クルマのミライ」:
自動車業界は電動化やカーボンニュートラル、新技術の進化、消費者ニーズの変化など、さまざまな課題に直面している。変化が激しい環境の中で、求められる戦略は何か。未来を切り開くには、どうすればいいのか。本連載では、自動車業界の未来を多角的に分析・解説していく。
トヨタのアルファードの中古車価格が下がっている。高い残価設定を武器に、残価設定クレジットでたくさんのユーザーを獲得してきた人気車種だが、そろそろ飽和状態のようだ。
アルファードは国内の道路や駐車場にぎりぎり対応できて、ボディサイズやデザインによる迫力、そして広い室内空間がもたらすぜいたくさが魅力だ。
そんなLクラスミニバンの実用性とステータスに心を奪われているユーザーに残価設定クレジットを勧め、3〜5年後に良質な中古車として再び販売する。これにより高い中古車価格を維持して収益性を高めたのは、トヨタディーラーが構築した見事なビジネスモデルだ。アルファードの人気をつくり、支え続けたのは、やはりトヨタディーラーの販売力によるところが大きい。
しかし、中古車が供給過剰になってしまったことで、さすがにアルファードの残クレ販売も限界を迎えたようだ。
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