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ドトールVS.コメダ なぜ好調? 店舗数だけでは分からない「強さ」の違い数字で見る「企業の現在地」(2/6 ページ)

ドトールコーヒーショップとコメダ珈琲店が激しい競争を繰り広げている。店舗数でドトールの背中を捉えたコメダ。両者の決算や歴史を振り返りながら、今後の動向を見ていきたい。

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「現場の強さ」発揮するドトール

 まずは両者の決算から見ていきたい。

 ドトール・日レスHDの2026年2月期の連結決算は、売上高が1591億円(前期比7%増)、営業利益が101億円(同6%増)、純利益が72億円(同5%増)となった。

 季節限定のドリンクや新商品など、付加価値を高めた高単価商品の売れ行きが好調で、客単価が上昇した。グループが運営するパスタ店「洋麺屋五右衛門」は、既存店が順調に推移し、店舗増も伴って売上高が前期比14%増と大きく伸びた。

 卸売り事業では、インスタントコーヒーやドリップコーヒーがコンビニやスーパーなどの量販店やEC販売で売れたほか、チルド飲料も商品展開の幅を広げた。


高単価商品の売れ行きが好調で客単価を高め業績を伸ばすドトール(筆者撮影)

ドトールの店舗数(出典:ドトール・日レスHD)

 同社の売上高の内訳を見ると、直営店売り上げが65%と大きな割合を占め、卸売り収入が34%となっている。

 新商品の投入や人気商品のリニューアルなど、店舗メニューの不断の見直しで新たな顧客を獲得し、リピーターを生み出し、堅調に業績を伸ばしていく「現場の強さ」が数字に表れている。

 業界1位のスターバックスの国内店舗数は、2026年3月末現在で2116店。ドトールはカフェだけで比べると及ばないが、HD全体の店舗数で見ると2049店に達し、引けを取らない。

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