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なぜ若手エンジニアは「ホワイトすぎる会社」を辞めるのか? AI時代に加速する「ホワハラ脱出」の真実(2/4 ページ)
最近「ホワイトハラスメント」(ホワハラ)という言葉が注目されています。本稿では若手が「ホワハラ企業」から脱出し始めている真の理由、またこうした若手に企業はどう働きかけていくべきかを解説します。
AI時代が若手エンジニアの不安をさらに強くしている
今、若手エンジニアの「成長できないこと」への不安をさらに強くしているのが、生成AIです。
レバテックがITエンジニア572人に実施した調査では、59.3%が「職場でAI活用スキルによる『AI格差』を感じている」と回答しました。「AI格差」が表れていると感じる場面として「担当できる業務範囲」(51.3%)、「成果の評価・昇進スピード」(39.5%)、「アサインされる業務レベル」(32.4%)が上位を占めました。
ここで重要なのは、AI活用能力の差が単に「コーディングが速いか遅いか」だけではなく、どんな仕事を任されるかにまでつながり始めていることです。AIを使える人にはより高度な仕事が集まり、高度な仕事を経験することでさらにスキルが上がります。反対に、新しい技術や上流の仕事に触れる機会が少なければ、差が広がっていく可能性は高いです。若手エンジニアからすれば「この会社で3年働いたとき、自分は何ができるようになっているのか」という不安が、以前より切実になっているのではないでしょうか。
レバテックの別の調査では、ITエンジニア約600人のうち、半数ほどがAIの影響で転職を意識していると回答しています。年代別に見ると、20代では「実際に転職した」(13.9%)、「転職活動中・検討中」(22.9%)となっており、他の年代と比較して最も多い結果となりました。
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