インタビュー
半導体の技術から「おしぼり」? 2200円でも売れる“顔サウナ”の意外な発想(1/6 ページ)
半導体向け吸水・洗浄事業を手がける大阪の中小企業が開発したのは、なんと「おしぼり」。持ち運び型で繰り返し使え、“顔サウナ”として訴求すると「想定の倍の売れ行き」を見せているという。どんな経緯から生まれたのか?
居酒屋などで温かいおしぼりを出されると、思わず顔を拭いてしまう。心当たりのある人は、きっと筆者だけではないはず……。「おじさんくさい」「マナー違反」などと散々に言われるが、気持ちよくてやめられない。
癒しをもたらしてくれるおしぼりだが、思い返すと利用シーンは、せいぜい飲食店か理髪店くらい。
日常使いにすれば受けるのではないか? そんな背景から生まれたのが、半導体向け吸水・洗浄事業を手掛けるアイオン(大阪市)が開発した、持ち運び型で繰り返し使える「テックオシボリ」だ。
吸水性の高さと肌触りの良さを武器に、“顔サウナ”と打ち出して2026年5月から販売したところ、2200円という高価格帯ながらも「想定の倍の売れ行き」(同社)を見せているという。
半導体とおしぼり。簡単には結びつかない両者から、ユニークな商品が生まれるまでにどんな経緯があったのだろうか。
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