インタビュー
「廃墟」と呼ばれたタイムアウト大阪 半年後に行ってみたら、どうなっていた?(3/6 ページ)
「人がいない廃墟」と話題になったタイムアウトマーケット大阪。テナントの入れ替えやランチ施策など、さまざまなテコ入れを進めてきた。開業から1年半、実際に現地を訪れて見えた変化と、いまなお残る課題を追った。
実は好調だった3月
2026年3月には、集客が一時的に持ち直した。グラングリーン大阪全体で1カ月にわたり実施したMrs. GREEN APPLEとのコラボ企画に加え、「2026ワールドベースボールクラシック」のパブリックビューイング、開業1周年イベントも重なったためだ。
しかし、同月には17店のうち7店が退店した。同施設では、テナント契約を1年ごとの更新としている。街の変化に合わせて店を入れ替えることが世界共通の方針で、契約も1年ごとに更新する仕組みだ。一方で、相次ぐ撤退を「業績不振によるもの」と見る向きもあった。
イベントが集中した3月が明けると、集客は反動で落ち込んだ。退店したテナントの空き区画も目立ち、4月になると報道が集中する。平日の午前11時から1時間が過ぎてもメインフロアの約200席に客の姿がなく、閉店した店舗跡には什器が置かれたままなどの情報が拡散。「廃墟」という言葉が広まった。
一方で、後継テナントの選定は並行して進んでいた。1カ月もかからずに全区画が決まり、5月にラーメン店の「天命」、英国料理の「FURAI GUYS」が開業。6月には15店舗、7月には期間限定のポップアップ店を含めて17店舗に戻した(8月25日時点では16店舗)。報道が相次いだ時期にも、新規テナントとの調整は進んでいた。
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