ショートスリーパーは仕事で有利? 「日中眠くない」から平気とはいえないワケ:世界を読み解くニュース・サロン(1/5 ページ)
ショートスリーパーとロングスリーパー、ビジネスで有利なのはどちらだろうか。睡眠を削ると自覚がなくてもパフォーマンスが落ちる一方、睡眠を短くすれば時間を多く使える。時間の長さよりも重視すべきこととは?
世界を読み解くニュース・サロン:
本連載は、国際情勢やビジネス動向を深掘り、グローバルな課題とそれが企業に与える影響を分析する。米中関係やテクノロジー業界の変動、地政学的リスクに焦点を当て、複雑な要素を多角的に捉えながら、現代社会の重要な問題を分析。読者にとって成功への洞察を提供していく。
最近、ショートスリーパーが話題になっている。というのも、「1日30分睡眠」を掲げたYouTuberが、本人の生活を示す目的で約1週間の24時間ライブ配信を行い、バズったためだ。
1日30分は極端だが、世界でもショートスリーパーのエピソードはいろいろある。
例えば、ショートスリーパーとして有名な著名人には、元米国大統領のバラク・オバマ(毎晩約5時間睡眠で深夜まで執務をこなしたことで知られる)や、英国の元首相マーガレット・サッチャー(「鉄の女」と呼ばれ、多忙を極める中で毎晩4時間ほどの睡眠しか取らなかったとされる)、発明家のトマス・エジソンらが挙げられる。彼らは睡眠時間を抑えることで活動時間を確保し、歴史的な業績を残したとされる。
一方で、ロングスリーパーとして知られる著名人も少なくない。相対性理論を唱えた物理学者アルバート・アインシュタインは毎晩10時間以上の睡眠を取り、夢や休息から偉大なアイデアの着想を得ていたと言われている。また、テニスのロジャー・フェデラーや陸上のウサイン・ボルトといった世界のトップアスリートたちも、最高のパフォーマンスを維持するために、毎日10時間前後の睡眠を欠かさなかったという。
活動時間を最大化して成果を出すショートスリーパーと、十分な休息によってパフォーマンスを高めるロングスリーパー。ビジネスの現場でも、こうした睡眠時間を巡る議論は絶えない。
結局のところ、ビジネスにおいて有利なのはショートスリーパーとロングスリーパーのどちらなのだろうか。今回は、科学的な研究データなどを参考に、ビジネスパーソンが取るべき現実的な睡眠戦略を探ってみたい。
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