インタビュー
「日本は世界で最も重要なグルメ旅行先」 Trip.com幹部が語る、インバウンドと“食の旅”の勝算(3/4 ページ)
世界が「グルメを目的に旅する先」として、日本に熱い視線を注いでいる。中国の旅行予約サイト最大手「Trip.com」(トリップドットコム)が提供するグルメガイド「Trip.Gourmet」(トリップグルメ)が9月に発表した最新ランキングでは、世界40の国・地域から選ばれた700軒超のレストランのうち、109軒が日本からの選出となった。Trip.comが競合ひしめくグルメ評価市場に参入した狙いとはーー。
日本のレストランも多くランクイン 世界で高評価の理由
最新のランキングにおいて、日本のレストランは世界的に高い評価を受け、人気を博している。スン氏によると、Trip.Gourmetにおいて「日本は世界で最も重要なグルメ旅行先の一つ」と位置付けているという。
「すし、懐石料理、新たな表現を追求し続ける現代的な日本料理など、日本のレストランは食材、技術、おもてなしの面で非常に高い水準を示しています。ランキングにもたびたび登場し、日本料理が現代のファインダイニングに欠かせない重要な存在であることを示しています」
日本からは、全国109軒のレストランが選出され、東京の日本料理店「神楽坂 石かわ」やフレンチレストラン「カンテサンス」など国内を代表する名店がランクイン。また、福岡にある江戸前鮨の「鮨さかい」、石川・金沢のスペイン料理店「レスピラシオン」が選出されるなど、東京だけでなく地方都市からも「食を目的に訪れる旅」へ誘う名店が選ばれている。
スン氏は「高級レストランは、それ自体が旅の目的になり得る」という。訪日外国人旅行客(インバウンド)を呼び込む強力なコンテンツと捉え、日本の飲食業界や地方自治体などとの連携、その拡大も視野に入れる。
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