セイコーウオッチは5月2日、「セイコー ブライツ」ブランドからワールドタイムソーラー電波時計の新製品3機種を発表した。イオンプレーティング加工と呼ばれる硬質コーティングが特徴で、すり傷がつきにくくなるとともにデザインのアクセントにもなった。5月24日に発売する。
イオンプレーティング加工は、真空状態の釜の中でメッキ物質を加熱蒸発させ、イオン化したところへ反応ガスを吹き込んで硬質の金属化合物粒子を作り出す仕組み。これに負の電圧をかけた金属をあてると硬質膜が生成される。
「SAGZ027」は、ケースやバンドを含む全面にブラックの硬質コーティング処理(イオンプレーティング加工)をした精悍なモデルだ。文字盤もブラックで、秒針には視認性に優れた赤を採用している。価格は13万6500円。
とくに加工が難しいとされるブルーの硬質コーティングをケースに施したのが「SAGZ029」。また、ブラウン硬質コーティングの「SAGZ031」(写真)もラインアップする。価格は各12万6000円で、SAG029は300本の限定販売となる。
いずれも日本、ドイツ、アメリカの3地域(4局)の異なる標準電波を受信可能。また世界中24カ所のローカルタイムを表示する機能を持ち、電波を受信できない地域でも、通常のクオーツ時計と同じ精度で時を刻む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング