国内最大規模の時計総代理店ユーロパッションが、同社取り扱いブランド披露会「ジ・アート オブ タイム 2007」を開催。まずは同社が満を持して日本市場に投入するウォッチ新規ブランドを紹介しよう。
ユーロパッションの取り扱う24のブランド中で、やはり目を引いたのは「U-BOAT」と「ORIS」。新ブランド編に続いては「U-BOAT」と「ORIS」両ブランドの新作モデルを紹介していこう。
新ブランド編、「U-BOAT」&「ORIS」編と紹介してきたきたが、「ジ・アート オブ タイム 2007」のトリを飾るのは、ユーロパッションが誇る看板ブランドの新モデル。老舗のペルレから、ここ10年の間にデビューし、急激に市場に定着し始めているブランドまで、オススメの新作を集めてみた。
自動巻き時計の父と呼ばれる“アブラハム-ルイ・ペルレ”が、ローターによる自動巻き時計の巻き上げを発表して230年目の今年、ペルレ初の新チタンコレクション「ダブルローター」を発表。
中心で回転するスケルトンのローターの一部は、日にちを認識できるようにくりぬかれている。ローターが回転するごとに日付が見え隠れし、遊び心をくすぐる。
ペルレオリジナルデザインのケースサイドのコインエッジ以外にも、ダイアルに使われているリアルカーボン、有機植物性物質の天然ゴムのラバーが、個性を放っている。
新チタンコレクションのラインアップは、ダブルローターのほか、ビッグセントラルルナフェイズ、レギュレーターウィズレトロ、グラードアワー、ビッグデイトクロノグラフ、パワーリザーブの5モデル。発売は8月の予定で価格は49万3500円。
もともとグリモルディは、ミラノのドゥオモ広場にあるウォッチ&ジュエリーショップ。1964年にアンセルモ・グリモルディが開店した。
アンセルモには4人の子供がおり、その三男チェザレ・グリモルディが今年、ウォッチデザイナーとしてデビューを果たしている。
チェザレはミリタリーウォッチのコレクターで、今回1930年代のミリタリーウォッチに参考に、取り外しができるカバーを備えた「モンフォルテ」を発表した。時計から完全にカバーを取り外すことができるため、2Wayのファッションが楽しめる。
大ぶりのリュウズはクラシカルな印象を与え、オールドミリタリーウォッチファンもとりこにする。
ダイアルはブラック、ホワイトの2色。付属のカバーはホワイト、ステンレススティール、ブラックPVD、ゴールドPVDから選ぶことができる。価格は29万4000円で、9月より販売開始となる。
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