フォルクスワーゲン グループ ジャパンは7月18日、ゴルフのワゴンモデル「ゴルフ ヴァリアント」を発表した。9月3日から全国の正規ディーラーで販売する。価格は、170馬力の「ゴルフ ヴァリアントTSIコンフォートライン」が296万円。200馬力の「ゴルフ ヴァリアント2.0TSIスポーツライン」が335万円となる。
2代目ゴルフをベースにした先代「ゴルフ ワゴン」を7年ぶりにフルモデルチェンジ。名称も「ゴルフ ヴァリアント」とし、上位モデル「パサート」のワゴンモデルと同様の呼称に変更した。
現行の5世代目「ゴルフ」をベースに全長を300ミリ以上延長したボディを採用した。ラゲッジルームは通常時で505リッター、後部座席を折りたたむことで最大1495リッターの容量を実現している。トランスミッションは、6速DSG(Direct-Shift Gearbox)を採用した。
8つのエアバッグや横滑り防止機能、フォースリミッター付きのシートベルトテンショナーなどを装備し安全性能を高めたほか、オプションにはフォルクスワーゲン初となる電動パノラマスライディングルーフを用意する。
「TSIコンフォートライン」には、ゴルフGT TSIやゴルフ トゥーランに採用されて好評の「直噴ツインチャージャーエンジン」を搭載。直列4気筒DOHC1.4リッターエンジンはスーパーチャージャーとターボチャージャーを装備し、1500回転という低い回転数から最大トルク24.5Kgmを実現する。また燃費は従来の「ゴルフ ワゴンGLi」のリッター10キロ(10・15モード)を上回るリッター14キロを実現した。
「2.0TSIスポーツライン」はターボチャージャーを装備した200馬力の2リッターエンジンを搭載する。最大トルクは28.6kgm。燃料消費量はリッター11.2キロとなる。スポーツサスペンションと偏平タイヤを採用し、走行性能を高めた。またフロントスポーツシート、パドルシフト、バイキセノンヘッドライトなどを装備する。
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