VW、ツインチャージャーエンジン搭載「ゴルフ トゥーラン」発表

» 2007年03月22日 14時53分 公開
[ITmedia]

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは3月22日、コンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」のモデルチェンジを発表。新エンジンを搭載したニューモデルを4月10日から販売開始する。価格は「ゴルフトゥーラン TSI トレンドライン」が275万円〜、「ゴルフ トゥーラン TSI ハイライン」が325万円〜。

photophoto コンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」(写真はハイライン)

 同社初の7人乗りコンパクトミニバンとして2004年4月から販売している「ゴルフ トゥーラン」の後継モデル。今年1月に発表した「ゴルフGT TSI」に採用した新開発エンジン「TSI」を搭載。スーパーチャージャーとターボチャージャーという2つの過給機を直噴エンジンに組み合わせたツインチャージャーエンジン「TSI」により“高出力と低燃費”という相反する要素を高次元で両立。直列4気筒DOHC1.4リッターエンジンで、「TSI ハイライン」では170PS/240Nmの高出力とリッター当たり12.4km(10・15モード)の燃費を、「TSI トレンドライン」では140PS/220Nmの出力と12.6km(10・15モード)の低燃費を実現している。

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 エクステリアデザインも一新。最近の同社のデザインアイデンティティである「ワッペングリル」を新採用。クロームによってフチ取られた盾をイメージしたグリルが、高級感を演出すると同時にボディ剛性の高さも表現している。

photophoto (写真はハイライン)

 トランスミッションは、マニュアルトランスミッションと同等の効率とオートマチックトランスミッションのイージードライブを両立した同社独自のDSG(6速)を採用。坂道での発進時にも後退することなくスムーズな発進を可能とするヒルホルダー機能も搭載。

 ミニバンならではの多彩なシートアレンジや豊富な収納スペースなどユーティリティの高さに加え、定評ある高剛性ボディと、ゴルフ譲りのハンドリング性能、新エンジン「TSI」によって“走りのミニバン”をアピールしていく。

photophoto (写真はハイライン)

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