アルファ ブレラ/スパイダーに待望のAT仕様+D Style News

» 2007年03月14日 12時44分 公開
[ITmedia]

 フィアット オート ジャパンは3月14日、アルファ ロメオのスポーツクーペ「アルファ ブレラ」と2シーター・オープンスポーツ「アルファ スパイダー」に、オートマチック・トランスミッション「Q-トロニック(Q-Tronic)」仕様の右ハンドル車を設定したと発表した。3月19日から全国アルファ ロメオ正規ディーラーより販売を開始する。価格はアルファ ブレラ(スカイウィンドー 3.2 JTS Q4 Q-トロニック)が580万円〜、アルファ スパイダー(3.2 JTS Q4 Q-トロニック ディスティンクティブ)が600万円〜。

photophoto スポーツクーペ「アルファ ブレラ」(左)と2シーター・オープンスポーツ「アルファ スパイダー」(右)

 熱狂的なエンスージアストの心を捉えて離さない「アルファ ブレラ/スパイダー」だが、国内では6速MT・左ハンドルのみという設定が乗り手を選んでいた。

 今回待望のAT仕様となったモデルは、3.2リッターV型6気筒直噴JTSエンジンとフルタイム4輪駆動「Q4」を搭載したアルファ ブレラ最上位モデルと、同じパワートレインエンジンを搭載したアルファ スパイダー最上位モデルという3.2リッター・4WDモデルの2車種。さらに日本の交通事情に合わせた右ハンドル仕様で、より幅広いユーザー層のニーズにアピールしながら日本市場への一層の浸透を図るという。

photo 搭載されるシーケンシャルモード付6速電子制御式オートマチック・トランスミッション「Q-トロニック」

 同社独自のシーケンシャルモード付6速電子制御式オートマチック・トランスミッション「Q-トロニック」は、電子制御式ロックアップ機能を備えるトルクコンバーター式6速オートマチック・トランスミッションを基本に、シーケンシャルシフト式マニュアルモードも装備。セルフアダプティブ (学習)機能を備える自動変速モードと、手動変速を基本とするシーケンシャルシフト式マニュアルモードの、2つの走行モードから選択できる。

 自動変速モードでは、運転スタイル、坂道やカーブが続く道などの走行状況などに応じて最適なギアを選択し、スムーズで快適、安全な走行が行えるほか、マニュアルモードではアルファ ロメオならではのスポーティーなドライビングプレジャーが楽しめるという。

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