カシオ計算機は9月19日、G-SHOCKの最上位シリーズ「MR-G」の新作「MRG-8000B」を発表した。11月30日から発売を開始する。価格は2007年3月発売の「MRG-7500」(18万9000円)を超え、シリーズ最高価格となる28万3500円。
ケースやバンドなど、ボディパーツの大部分に削り出しのチタン素材を採用。このチタン素材には酸素と窒素の混合ガスで表面を加熱する「深層硬化処理」が施されており、硬度を純チタンの4〜5倍に向上させている。またカーボン硬質膜で表面強度を高める「DLC処理」も行い、軽さと強度の両立を実現した。
さらに今回、細部の造形をより上質に見せる工夫としてボディパーツを細分化。パーツの研磨作業をそれぞれの面に丁寧に行うことが可能になり、よりエッジの効いた質感高い印象となった。また、構成部品が増えたことで、従来よりも細かく可動し、フィット感も向上しているという。
そのほか、衝撃緩和用のゴム素材をケースとの間に挟み込んだ「サイドプロテクター」を、ボディの両側面に設置。耐衝撃性を高め、最高峰の“G”にふさわしい個性を備えたモデルに仕上がった。またソーラー駆動システム「タフソーラー」と、世界5局(日本2局・アメリカ・イギリス・ドイツ)の標準時間を電波受信する「マルチバンド5」機能を搭載し、電池交換や時間合わせの必要がない。
クロノグラフを備えたアナログタイプで、重さは111グラム。バンドはバックル式。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング