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» 2008年04月25日 10時00分 公開

世界最大の時計フェア「バーゼルワールド」+D Style特集 バーゼルワールド2008(1/3 ページ)

有名時計ブランドを始め、世界中から渾身の新作時計コレクションが集う「バーゼルワールド」。今年の注目モデルはもちろん、バーゼルならではの見どころを一気にチェック。

[ITmedia]
  • スイスに世界各国の人々が集合
  • バーゼルワールドをとことん楽しむ
  • コンプリケーション&ラグジュアリー時計
スイスに世界各国の人々が集合

 ヨーロッパに春の訪れを告げるミモザの花が咲く季節、ウォッチとジュエリーの最新コレクションを紹介する「バーゼルワールド」がスイスのバーゼルで開催される。時計の仕入れ・買い付けを行なう流通関係者はもちろん、最新時計トレンドをいち早く紹介する目的で世界中のメディアがバーゼルに集まってくる世界最大級の時計と宝飾品の見本市だ。その規模は年々大きくなり、昨年2007年は世界各国から10万人を超える人々がこのフェアを訪れた。おかげでバーゼル市内のホテルはフェア終了と同時に、翌年の予約でほぼ埋まってしまうほど。

 会場では、スイスをはじめ日本、アジアからも出展する各時計ブランドが、このフェアのために何年も前から開発設計を進めてきた新作時計コレクションを発表し、各国のバイヤーたちはマーケットで人気を集めそうな時計をオーダー、そして大挙して訪れた各国メディアは読者の関心が高そうな時計を片っぱしから取材する、といったまさに時計をめぐる真剣勝負がアチコチで繰り広げられている。

(左)ホール1 (右)ホール2
人気の的はロレックス2008年最新モデルのディープシー

 バーゼルワールドの会場に一歩足を踏み入れると、早くも黒山の人だかりができているエリアに遭遇。そこは世界的にも高い人気を誇るロレックスのブース。2008年の最新モデルを一目見ようと大勢の人が押し寄せていた。ブースをぐるっと取り巻くように新作コレクションがディスプレイされているが、その中でも人々の熱い視線を一心に集めていたのは「シードゥエラー/ディープシー」。機械式時計では世界初の1万2800フィート/3900メートル防水を実現している。一見しただけでは従来モデルと大差ないように思えるが、ウェットスーツを着用したままでも調整可能なブレスレットをはじめ、ほぼ全面に改良が施され、使い勝手と品質は格段にレベルアップしている。

(左)シードゥエラー/ディープシー (右)サブマリーナ18KWG/ブルーダイヤル
北京オリンピック公式計時のオメガ

 メイン会場の突き当りに、ひときわ目立つ位置にあるのがオメガブース。両サイドは同じスウォッチグループの「ラドー」や「ティソ」「ブレゲ」などがしっかり脇を固めている。今年2008年は“オリンピックイヤー”。そしてオリンピックと言えばオメガと言うほど、過去にも多くの大会で公式計時を担当している。オメガブースの中で目を惹いたのは、五輪マークがダイヤル上にデザインされた人気クロノグラフ「スピードマスター」。それぞれ5つのインダイヤルには積算計などがセットされ、オリンピック=オメガ=計測のイメージが上手に表されている。その横にはオメガがかつて1956年のメルボルンオリンピックの公式計時を担当した際に、限定モデルとして作られた「シーマスター」の復刻版が限定モデルとして紹介されていた。新旧そろってオリンピックモデルがリリースされているのも興味深い。

(左)スピードマスター/オリンピックモデル (右)シーマスター/オリンピック限定モデル
オリンピックのメインスタジアムをイメージ

 オメガブースで見かけた「北京オリンピック」の公式計時を表すポスターには、例の“鳥の巣”をイメージしたメインスタジアムが描かれている。この鳥の巣をモチーフにした時計は、今年のバーゼルワールドの会場内でも何本か見かけた。中でもその豪華さに目を奪われたのは高級時計ブランド「ユリス・ナルダン」の時計。手のこんだ作りのケースをサイドから見ると、あのメインスタジアムのフォルムが忠実に再現されているのに驚く。しかも材質は18Kゴールド製。バリエーションにはケースにダイヤモンドを散りばめたタイプもあり、それはあたかもライトアップされて美しく輝くメインスタジアムを思わせる凝りようだ。

(左)オリンピック公式計時担当ポスター (右)ユリス・ナルダン「ゴールデンドリーム」

取材・文/+D Style編集部



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