コラム
» 2008年09月11日 10時13分 公開

日本未発売車の宝庫!――イマイ的世界の旅 インドネシア・バリ編 その3+D Style モテるクルマの選び方(2/2 ページ)

[今井優杏,ITmedia]
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photo インドネシアでは圧倒的にマニュアル車が多い! 修理しやすい、って理由もありそうですが、みんな運転が動物的に(?)うまいです。なんかね、その車間距離の測り方とか、日本人よりよっぽど野性的なんですよね

 その中で圧倒的に「送迎車」として人気なのが、トヨタのキジャン・イノーバ。キジャン、とは聞きなれない単語ですが、これはインドネシア語で「鹿」という意味だそう。

 車内は、ニースペース、オーバーヘッドスペースともに申し分ない広さ。イメージとしてはノアを少し広くしたような感じでしょうか。自分で運転することはかなわなかったのですが(ボコボコ未舗装・信号ナシ・ローカルルールまるでわかんない!――そんな市街地をクルマで走る勇気はありません……)、なんとバリ島内で4時間に及ぶドライブに、このキジャンで出かける機会を得ました。ちなみに私がこのドライブで乗ったのはガソリンエンジンの2.5リッター、マニュアルシフト。


photo 旧キジャン。今の丸い形ではなく、いわゆる「ヨンク」な形です。ロゴ部分に鹿のマークが! 奈良交通バスみたい(地元ネタですみませんっ)

 ルートはクタからバリ北西部に位置するバリ西部国立公園まで。

 芸術の村として有名なウブドを越えてまだ向こう、北部の海岸に出るまでは激しいアップダウンの続くワインディングロードです。途中山岳部では霧が立ち込める神秘的な風景に出会ったり、窓を思わず閉めてしまうほどの気温差に驚いたり。

 バリ島は火山島なので、起伏にとんだ地形をしているんです。


photo ダイハツ・セニアのリアビュー。フロントビューの写真、どこいっちゃったんだろ……すみません!

 豊かな自然やミステリアスな風景に息をのむ楽しいドライブルートなんですが、いかんせん道路はよろしくない。

 そんなハードなドライブ中、キジャンはといいますと……。

 これはドライバーの技量も多分に影響してくると思われますが、冷静に判断しますと、若干アンダーステア気味ではあるものの、そしてすこーしロールするものの、案外スポーティーに坂道を走るんですよ! 剛性も悪くないようで、変に振られて気持ち悪くなってしまったりすることもなかった。


photo 「そんなこと言われても……」なステッカーチューン(苦笑)。セニアです

 さすが、インドネシア国内で中型MPV車シェア6割(!)を超えるだけのことはあります。こんな山道でさえこの快適性、市街地では何ら不満を感じませんでした。難を言うなら3列目シートが若干狭い、ってことぐらいでしょうか。

 このキジャン、約164万円から265万円で販売されているとのこと。向こうの貨幣価値から考えると、それなりに高級品です。そんな高級感が送迎にピッタリ、というわけなんでしょうね。


photo 「ほら、あのクルマがバリで一番人気のあるクルマだよ! 高くて買えないけど、みんな憧れてるんだ!」とタクシードライバーが指さした先には……アルファード!

 ほかにもトヨタの車で、AVANZA(アバンザ)というSUVタイプの小型車もよく見かけました。だけど、アレレ? よく似たクルマが違うエンブレム付けて走ってる……ダイハツ、セニア(XENIA)?

 実はこのトヨタのアバンザとダイハツのセニア、共同開発車なんです。

 ちょっとコ生意気なカオと小さなボディサイズはバリニーズの若者世代にウケたようで、特に街の中心部でよく見かけました。


photo 国立公園までのドライブ中、通りがかった街。霧の中、夕日が神秘的

 その理由は低価格。なんと1億ルピア以下!……ってわかんないですよね(笑)。約130万円以下だそう。アルファードが約750万円だそうですから、これは安い!(というかアルファードが高いのか?) 私の見た限りでは、ダイハツ・セニアのほうをよく見かけたかな?

 おっと、まだまだ紹介したりないですが、永久に話が続いてしまいそうです。今回はここまで。次回も引き続き、いろいろご紹介しちゃいますんで、お楽しみにね!

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筆者プロフィール

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今井優杏(イマイ ユウキ)

2006年にレースクイーンを引退し、レースを通じて知ったクルマの素晴らしさを伝えたい! とモータージャーナリストに転身。また、MCとしても、モータースポーツ関連イベントを中心に幅広く活動中。
愛車はFIAT・バルケッタ(赤)。ラテンのクルマを愛する情熱系。
クルマは所有も運転もJOIA(喜び)。もっと楽しみましょう!!


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