エド・はるみもドリンキングゥー!? 「リプトンひらめきIST AWARD2008」授賞式+D Style News

» 2008年10月21日 17時21分 公開
[小笠原由依,ITmedia]
photo 受賞した(左から)エド・はるみさん、小倉智昭さん、高橋智隆さん

 ユニリーバ・ジャパンは10月21日、“ひらめきにあふれた人”を表彰する「リプトンひらめきIST AWARD2008」を開催した。東京都内で行われた授賞式には、受賞したタレントのエド・はるみさん、キャスターの小倉智昭さん、ロボットクリエイターの高橋智隆さんが登場した。

 “紅茶でひらめきのある毎日”を提案する紅茶ブランド「リプトン」にちなんだこのイベント、授賞式に合わせて、紅茶の持つリラックス効果や、集中力向上作用についての研究結果も発表された。


 お笑いに限らずドラマ出演、24時間マラソンと幅広く挑戦したエドさん。彼女の受賞理由は“自分の可能性に対するひらめき”を大切にしていること。受賞を受けて「今後も1つ1つの仕事に対し集中、ひらめきを大切に取り組んでいきたい」(エドさん)と話した。「リプトンの紅茶は、夜、マラソンをしてシャワーを浴びた後にドリンキングゥーしたり、ポットに入れて持参したものを仕事の合間合間に飲んでいます」と、ギャグを交えつつ紅茶をPRした。

 オリンピックの過酷なリポートに挑戦した小倉さんは、音楽やクレー射撃といった「イギリス文化にあこがれている」と語り、個人としては初めての受賞と紅茶に関した賞であることを喜んだ。「ゆっくりとリラックスをして飲むときは温度を気にしながら自分でたてる紅茶がいい」と紅茶の魅力を伝えた。

 2足歩行ロボット「クロイノ」や、女性らしい動きが特徴的なロボット「FT」の開発で知られる高橋さんは、自身を「ひらめきと思いつきだけで暮らしている」と語る。「ひらめくのは、寝起きや寝る前などのもうろうとした時間が多い。寝食を忘れて作業をし、ふと糖分が足りないな……と感じたときはミルクと砂糖を入れたトロトロの紅茶で補給をします」と語った。

photophotophoto それぞれ紅茶への思い入れを語る、受賞者たち

 ちなみに会場に登場しなかったが、北京五輪で一躍有名になった水着「LZR RACER」(レーザー・レーサー)の開発チームも受賞した。

リラックス効果と集中力に作用するテアニン

 受賞者たちが、「紅茶を楽しむ場面」に共通するのが“リラックスしたい瞬間”や、“気分転換をしたい瞬間”だということ。実際、紅茶にリラクゼーション作用はあるのだろうか。

 静岡県立大学の横越英彦教授によれば、「緑茶や紅茶など“茶葉”に含まれるアミノ酸『L-テアニン(以下、テアニン)』に脳波のα波を高める作用がある」という。α波の放出が高まることでリラクゼーション効果を生む、ということだ。

 さらに、紅茶のもたらす効果について研究するリプトン紅茶研究所のソレーヌ・ナビオス氏は「集中力も高まる」と話す。同研究所では、紅茶を2〜3杯飲ませた被験者と、紅茶に味も色も香りもそっくりな疑似飲料を飲ませた被験者に対し、集中力を測定する実験をした。結果、「紅茶を飲んだ被験者のほうが成績がよく、集中力が高まっており、集中力向上効果を見つけることができた」(ナビオス氏)という。

 リラクゼーション効果と集中力向上作用を併せ持つ紅茶。寒くなりつつあるこの時期、集中力が途切れがちな仕事の合間に紅茶でほっと一息ついてみてはいかだろうか。

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