今日から始めるデジカメ撮影術
第79回 一眼レフと追加レンズの関係(1/3 ページ)
エントリー向けのデジタル一眼レフは相変わらず売れているようで、この夏、それを手にしてあれこれ撮ってみた人も多いかと思う。
一眼レフの面白さの1つは、システムアップしていけること。レンズを交換したり、アクセサリシューに外付けストロボを付けたりするだけで撮影の幅が広がっていく。
ニコンの「D40」やキヤノンの「EOS Kiss Digital X」といったエントリー向けの低価格一眼レフを買った人を念頭に2本目のレンズを考えてみたい。
望遠レンズを選ぶ
はじめてデジタル一眼レフを買った人は、たぶん「レンズキット」を選んだと思う。
EOS Kiss Digital XもD40もペンタックスの「K100D Super」も基本のレンズキットに付くレンズは18~55mm。35mmフィルム換算でいうと、28~80mm相当。一般的な3倍ズームコンパクトデジカメが35~105mm相当なので、それに比べると広角系3倍ズームだ。
となると、ちょっと望遠が足りないよね、って話になる。
実は多くのデジタル一眼レフがそういう事態を見越して、「ダブルズームキット」という「レンズ2本と本体」というセットを用意している。1本は18~55mm、もう1本は望遠ズームレンズだ(例えば、55~200mmなど)。
それを買わなかった人は、ここで2本目をどうしようか考えるわけだ。せっかくの一眼レフだから3倍ズームだけじゃ寂しい。望遠系のレンズも欲しい。探してみよう。
というわけで、ニコンとキヤノンの代表的な望遠ズームレンズを表にしてみた。
ここで注目すべきは、レンズって焦点距離(つまり何mmから何mmまでのズームかということ)よりも、それ以外の要素で値段が決まるということ。もっとぶっちゃけていえば、「いいレンズほど重くて大きくて高い」のだ。
数字だけを見ると70~300mmより70~200mmの方が倍率が低いが、この表では重さも価格も70~200mmの方がずっと上。
何が違うかというと、レンズの明るさとクオリティ。上記の70~200mmはプロ用の代表的な望遠ズームだが、70~300mmがF4~5.6(これは70ミリだとF4,300ミリだとF5.6と、ズーミングによって絞り値が変化する)なのに対し、70~200mmはF2.8と1ランク明るい上にズーミングで絞り値が変わらない。
しかも、F2.8と5.6では絞りにして2段。たとえば、F5.6では1/60秒でしか撮れない明るさでも、F2.8なら1/250秒で撮れる。この差はすごくでかい。
また全域F2.8のハイエンドなレンズはプロの使用にも耐えられるよう、レンズのコーティングが違っていたり、防塵・防滴を含む構造がしっかりしているため、どうしても重く高くなる。
よって、一般向けの70~300mmより、プロ向けの70~200mmの方が重さも価格も2倍以上違うのだ。
2本目のレンズを選ぶときはそこに気をつけること。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
5
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
6
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
-
7
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
8
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
9
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
10
ジャック・ドーシー氏率いるBlock、音声だけで学習した全二重音声モデル「Dessa」発表 「人と話しているよう」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR