特集
夏の水辺はコレで撮る――今夏の防水デジカメ徹底チェック(前編)(3/3 ページ)
今年も各社から防水デジカメが発売された。「防水」といっても意外と機種によって性格が違うもの。さて、どの機種がよいのだろうか。チェックしてみた。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
水遊びをしながら撮ってみよう
浅い海岸で水中で撮れるほどの深さはなかったので、水際で水をかけながら撮影。画質がどうのこうのという写真ではなくなっているけれども、このくらいは平気だ、という作例として楽しんでください。
μTOUGH-6000
オートのまま撮影。さすがに海が背景だとちょっと暗かった。バシャバシャ撮りまくったが、もうちょっと反応が早いとよかったかな(写真=左)、+0.7の補正をかけて明るくし、フラッシュを強制発光してみた。その分シャッタースピードが下がって迫力ある写真に。ハシャギすぎてすごい顔してるのはスルーしてください(写真=右)
DMC-FT1
フラッシュを発光して撮影。ややアンダーなのは状況的に仕方ないところ。曇天下なのでビーチモードにはしなかったが、した方がおそらくよい結果になったはず(写真=左)、連写モードにして撮影した中の1枚(写真=右)
PowerShot D10
FinePix Z33WP
海辺で撮影した感想だが、やはり海では心理的にひいちゃう部分がある。その中で一番安心して使えたのがPowerShot D10。普段は首からさげておいてさらに撮るときはハンドストラップを手首に巻いたりすると安心だし、ボディも大きめで頑丈そうなので、結構乱暴に扱える気がするのだ。水につかるとき(泳ぐとき)はショルダーストラップ(冒頭写真で首から提げるのに使ったストラップ)を斜めにつけてぐっとヒモをひっぱって身体にくっつけてやると安心だろう。
DMC-FT1やμTOUGH-6000はしっかりしたストラップをつけると、ぐっと安心感が増す。DMC-FT1はちょっと角張ってるので泳いでて身体に当たったりしたら痛いかも。この2機種はPowerShot D10に次いで、安心して水辺で使える感じがする。
FinePix Z33WPはボディが軽くきゃしゃなので乱暴に扱うのは怖い感じがしてしまうのと、薄いので落としそうな気がする。あくまでも安心できるかという心づもりの問題なのだが、海へ持っていくときは別売りのシリコンジャケットとフローティングストラップを別途用意するのが、気分的にもいいだろう。
関連記事
- 価格比較:夏の水辺はコレで撮る――今夏の防水デジカメ徹底チェック(後編)
今年は防水デジカメの当たり年。今シーズンに登場した防水デジカメの仕様と価格を比較する。 - 手ブレ防止を備えたタフネスデジカメ「μTOUGH-8000」「μTOUGH-6000」
オリンパスが防水や防じん、耐衝撃などの性能を備えたコンパクトデジカメ「μTOUGH-8000」「μTOUGH-6000」を発表。待望の手ブレ補正機能も備えた。 - 日常でも使いたいタフネスデジカメ――オリンパス「μTOUGH-8000」
防水、耐衝撃の“タフ”デジカメ「μTOUGH-8000」は、見た目も使い勝手も中味もフルオートカジュアル系。顔認識や補正機能も搭載し、アウトドアだけでなく、普段使いもバッチリだ。 - 水中でもハイビジョン動画、タフなLUMIX「DMC-FT1」
パナソニックから、シリーズ初の防水デジカメ「DMC-FT1」が登場。防水/防じん/耐衝撃性能を持ちながら、AVCHD Liteによるハイビジョン撮影機能も備える。 - 耐水・耐衝撃・耐寒性能備えた“潜水艦” 「PowerShot D10」
キヤノンがコンパクトデジタルカメラ「PowerShot D10」を発売。耐水・耐衝撃・耐寒性能を備えたタフネスモデルだ。 - 富士フイルム、コンパクトな防水デジカメ「FinePix Z33WP」発売
富士フイルムは、防水・防じん設計のコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z33WP」を3月14日に発売する。水深3メートルまでの防水設計。 - 耐衝撃性能を新搭載した防水デジカメ 「Optio W80」
ペンタックスから防水デジカメ「Optio W80」が登場。スタイルを含めた主な特徴はOptio W60を継承するが、新たに耐衝撃性を備えることで、ますます利用シーンを選ばなくなった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.