KDDI、auスマートフォンに「Eye-Fi」サービスを提供――2012年2月まで無料
KDDIは、「Eye-Fi」サービスを利用した画像の自動バックアップサービスをauスマートフォン向けに提供する。WiMAX環境ではバックアップを自動で行う。
KDDIは9月26日、auスマートフォン向けの画像バックアップサービス「au one Photo Air powered by Eye-Fi」を発表した。「Eye-Fi」の技術を用い、端末に保存された画像や動画をあらかじめ設定したバックアップ先へ自動保存できる。
au one Photo Air powered by Eye-FiをWiMAXや3G、公衆無線LAN環境で利用すると、画像はEye-Fiサーバにアップロードされ、サーバから指定したPCやfacebookやPicasaなどのオンラインサービスに転送される。また宅内の無線LAN環境など、auスマートフォンと保存先のPCが1つのルータに接続している場合は、Eye-Fiサーバを経由せずに写真のバックアップを行う。なお自動保存されるのは、auスマートフォンがWiMAXまたはWi-Fi環境にあるときのみで、3G通信では手動でバックアップの操作を行う。
対応するファイル形式は画像がjpg、動画がmpg/mov/flv/wmv/avi/mp4で、1ファイルの容量が2Gバイト以下のもの。Eye-Fiサーバの容量は無制限だが、保存日数は約7日間で一時的な保存に限られる。
対応機種は、Android 2.2以降を搭載したauのスマートフォン。アプリは「au one Market」で配信する。なお、2011年秋冬モデルの「AQUOS PHONE IS13SH」「ARROWS Z ISW11F」「DIGNO ISW11K」には、アプリのダウンロード用ショートカットがプリセットされている。
au one Photo Air powered by Eye-Fiは、2012年2月まで無料で提供される予定で、その後の提供料金は別途KDDIのWebサイト等で告知するとしている。
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