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通常、ファイルが存在するディレクトリをrmdirコマンドで消そうとすると、次のように警告メッセージが表示されて削除することはできない。
$ rmdir tmp rmdir: tmp: Directory not empty
しかし、いくつものサブディレクトリが存在する場合、それぞれのディレクトリのファイルを消していくのは面倒だ。そんな時は「-r」オプションをつけて削除するとディレクトリごと削除することが可能だ。
さらに付け足すと、「-r」オプションでは、ファイルを削除してもよいかどうかが1ファイルごとに問い合わせられるため、これも邪魔と思われることもあるだろう。この場合は、「-rf」オプションを付ければ、問い合わせられることもなくディレクトリを丸ごと削除できる。
「-r」オプションを付けると、ディレクトリを丸ごと削除できるものの1つのファイルごとに問い合わせられる。
$ rmdir -r tmp rm: remove `tmp/httpd.conf.default'?
「-rf」オプションを付けると,問い合わせなく削除することが可能だ。
$ rmdir -rf tmp $
※UNIXでは,一度削除をするとファイルを復活することはできない。扱いには十分に注意したい。
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