ファイルの存在するディレクトリを丸ごと削除したい

» 2000年07月26日 00時00分 公開
[木田佳克ITmedia]

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 通常、ファイルが存在するディレクトリをrmdirコマンドで消そうとすると、次のように警告メッセージが表示されて削除することはできない。

$ rmdir tmp
rmdir: tmp: Directory not empty

 しかし、いくつものサブディレクトリが存在する場合、それぞれのディレクトリのファイルを消していくのは面倒だ。そんな時は「-r」オプションをつけて削除するとディレクトリごと削除することが可能だ。

 さらに付け足すと、「-r」オプションでは、ファイルを削除してもよいかどうかが1ファイルごとに問い合わせられるため、これも邪魔と思われることもあるだろう。この場合は、「-rf」オプションを付ければ、問い合わせられることもなくディレクトリを丸ごと削除できる。

 「-r」オプションを付けると、ディレクトリを丸ごと削除できるものの1つのファイルごとに問い合わせられる。

$ rmdir -r tmp
rm: remove `tmp/httpd.conf.default'?

 「-rf」オプションを付けると,問い合わせなく削除することが可能だ。

$ rmdir -rf tmp
$

※UNIXでは,一度削除をするとファイルを復活することはできない。扱いには十分に注意したい。

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