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» 2004年06月02日 10時36分 公開

BayStar、SCOの説明に「満足」し優先株消却

BayStarとSCOの関係は一時緊張したものになり、今後、BayStarの発言力が増してSCOに戦略転換を求めるとの見方もあった。だが、今回の発表資料の中で、BayStar幹部はSCOの説明を受け、現在の事業などに「満足した」と表明した。

[ITmedia]

 米SCO Groupは6月1日、優先株の買い戻しと消却で、ヘッジファンドのBayStar Capitalと合意に至ったと発表した。BayStarは、現在保有している4万株のSCO Series A-1転換優先株(額面4000万ドル)すべてを、1300万ドルの現金と210万5263株のSCO普通株式との引き替えで消却することに同意したという。

 BayStarとSCOの関係は一時緊張。また、カナダの銀行がSCO Series A-1株をBayStarに譲渡したことから、今後、BayStarの発言力が増してSCOに戦略転換を求めるとの見方もあった。だが、今回の発表資料の中で、BayStarのマネージングジェネラルパートナー、ラリー・ゴールドファーブ氏は次のように述べている。

 「SCO経営陣、取締役会、法務部門との実りある討議の結果、BayStarは、SCOの現在の事業およびキャッシュ管理計画、新たな取り組み、訴訟管理体制、事業前進のためのプランに大いに満足した」

 SCOは、この合意に伴う調整の必要から、2日に予定していた同社第2四半期決算報告を10日に延期するとしている。

 今回の合意では、BayStarによるSCO普通株の売却・処分には制限が設けられている。NASDAQでの過去5営業日のSCO株平均出来高の10%を超えて売却することはできない。

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