米SCO Groupは5月7日、カナダの大手銀行Royal Bank of Canadaから5日、同行が保有していたSCOのSeries A-1優先株のうち1万株分を普通株式に転換すること、および残りの2万株をBayStar Capitalに売却したという知らせを受けたと明らかにした。
この変更により、転換後の普通株以外、Royal Bank of CanadaのSCOに対する株式持ち分はなくなり、SCO Series A-1株を保有するのはBayStar Capitalのみとなる。
SCOは昨年、BayStarから出資を受けたが、うち半分以上はRoyal Bank of Canadaが拠出したものだった。この取引にはMicrosoftが介在していたことが明るみに出て、一時論議を呼んでいる(3月12日の記事参照)。
またSCOは先月、BayStar Capitalから、BayStar保有のSeries A-1株2万株分について、即時償還を求める書簡を受け取ったことを明らかにしている(4月17日の記事参照)。
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