合宿形式で情報セキュリティを学ぶ「セキュリティキャンプ2004」、参加者募集を開始

経済産業省と日本情報処理開発協会(JIPDEC)は、8月3日から7日にかけて「セキュリティキャンプ2004」を開催することを明らかにし、参加者の募集を開始した。

» 2004年06月15日 15時02分 公開
[ITmedia]

 経済産業省と日本情報処理開発協会(JIPDEC)は6月14日、若年層の情報セキュリティ意識の向上および優れたセキュリティ人材の発掘/育成を目的に、「セキュリティキャンプ2004」を開催することを明らかにした。同日より7月7日まで、参加者を募集している。

 同キャンプは8月3日から7日にかけて行われる。4泊5日の合宿を通して、情報セキュリティに関するグループ形式の実習/演習を行い、セキュリティ知識と技術について学習する予定だ。カリキュラムには他に、弁護士や警察関係者、学者などによる講義や交流会も含まれており、情報セキュリティ技術の基礎から具体的な対策、セキュリティに関連する法律やモラルについて一通り学べる内容を用意する。

 このイベントは、昨年開催予定だった「セキュリティ甲子園」の目的を踏まえ、形を改めて実施されるもの。セキュリティ技術が悪用されるのではないかという懸念に対しては、「高度なスキルを持つ人材が誤った方向に行かないようにするために、合宿形式という総合的な取り組みを通して、セキュリティ技術とモラル教育の両輪を合わせた底上げを図」ると説明している。

 同キャンプへの参加資格は、国内に在住する満20歳未満の人物。募集人員は約30名といい、書類審査のうえ参加者が決定される。応募要綱および応募用紙は専用ページよりダウンロード可能だ。

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