SAPと日本IBM、中堅企業向けビジネス支援強化で協業

SAPジャパンと日本IBMは、中堅企業のビジネス成功支援のため、これまでの協業関係を中堅企業市場に向けて強化する。

» 2004年06月18日 00時52分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンと日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は6月17日、中堅企業のビジネス成功支援のため、これまでの協業関係を中堅企業市場に向けて一層強化すると発表した。

 具体的には、SAPのソリューションを中堅企業向けに紹介する専門組織「A1パートナー・アライアンス・センター」を両社共同で設立するほか、同アライアンス・センターで発掘した顧客ニーズに素早く対応するため、日本IBMが監事となり、SAPソリューションのひな型を提供する各社で構成するパートナー会「IBM SAP All-In-One パートナー会」を設立する。

 両社は今回の協業強化によって、顧客へのソリューション提供期間を、通常数週間から数カ月かかるところを、最短1週間程度まで短縮できる見込みという。このほか、複数のソリューションを同時に比較検討でき、顧客ニーズに最適なソリューションを選択できることによって、顧客企業のROIを最大化できるとしている。

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